台風10号と平和

風や雨が強まり

大型台風10号が

過ぎ去って

いきました。

昨日は

「終戦の日」

でしたが、

そのことよりも

気象情報に

気をとられて

災害を未然に防ぎ、

命を守る備えを

していました。

今では全く

想像できないですが

真珠湾攻撃で開戦したと

同時に天気予報がなくなった

と聞いたことがあります。

戦闘機を飛ばす為の

判断材料にしたり、

軍事面で大変重要であり

相手国に少しでも

情報漏洩を

防ぐためだった

ようですね。

一般市民生活など

全くお構いなし・・。

予報だけでなく

気温、気圧など

観測データの発表も

禁止されたため

戦時中に上陸した台風で

死者・行方不明者が

千人以上でたものも

あったのだとか。

終戦後

鹿児島に上陸した

枕崎台風でも

犠牲者が、三千人以上も

でたのは、戦争による

測候所の損傷で

観測データが送信

出来なかったためだと

いう人もいます。

今では

気象情報は

世界各地から

集まってきますが、

その中でも、

内戦が行われいる

国や地域は空白に

なっていると

ききます。

こうして

台風情報が伝わる事は

当たり前のように

なっていますが、

それも平和の上に

成り立っていることを

しみじみと痛感しました。

被害の状況は

まだわかりませんが

最小ですむことを

願ってやみません。