足跡

最近のスーパーのレジには

必ずと言っていいほど床に

足跡マークが貼り付けて

あります。

レジの列では、

その足跡に合わせて

無意識のうちに前の人との

間隔を開けています。

これには、ちゃんとした

理論があり、

「ナッジ理論」と

呼ばれています。

人間は理屈や合理的な

判断だけでは動きません。

少し背中を後押しするだけで、

良い行動につながることが

あります。

私の近くの街では、

市庁舎の入り口に

アルコール消毒容器を

置いてある台の足元に

テープで矢印を引いたんだとか。

するとたったこれだけで

アルコール消毒する人が

3割増えたそうです。

何が言いたいかというと

長く染み付いた習慣を

変えることは簡単ではないですが無理強いや押し付けがましく

なくてもアイデア次第で

行動や固定概念は

変えられるのではないかと

思うのです。

新型コロナの影響で

スーパーの足跡をはじめ、

街中に色んな工夫が

仕掛けられています。

硬くなった脳みそを

解きほぐすいいヒントに

ならないかなーと思います。