「ネガポ辞典」が面白い。
ネガポジテン？？？
なんのこっちゃ？
と思って、手にとって
開いてみたら、
それは、
ネガティブ用語を
ポジティブ用語に
変換する辞典。
「ネガポ辞典」
例えば
「三日坊主」 は
「切り替えが早い」
原点やモノの見方の
ずらし方次第で、
後ろ向きな言葉を
前向きな言葉に置き換えて
しまいます。
要するに
モノは言いようです
(^｡^)
ネガティブな意味にしか
とれない
「キモい」という言葉。
こんな言葉も
ネガポ辞典では
存在感がある。
（忘れることができないほどの
インパクトがある。）
とあります。
中には「無理やりじゃん（笑）」という
変換の仕方もありますけど、
このような、発想、
モノの見方、
個人的には大好きです。
(^｡^)
自分的には
「老けている」 が
「先駆者」
が結構、気に入っています。
マイナスイメージの言葉が
道無き道を切り開いて進み、
周りの人より先を進んでいる。
そんな意味に変換されています。
言葉の置き換えだけではなく、
実際に本を開いてみると
中身は具体的で、
一つのネガティブな言葉が
2、3個のポジティブな
言葉に変換されて、
更にその使い方などなど、
適した例文までが
書かれています。
その人の性格や容姿を
変換したものもあれば、
「いつまで寝ているんだ」が
「よい睡眠がとれている」
（いつの日が、温存されている
力が発揮される）
のように
ネガティブな会話や
文章に対する変換も
あったりと
充実しています。
掲載されている
ネガティブな言葉は
約300語。
それをすべて
ポジティブな言い方に
変換しているんですから
すごい発想力ですよね。
学校や会社で
どんなにマイナスな事を
言われても
こうやって自分の中で
前向きに処理できて、
いいようにとらえることが
できれば少しは
気持ちも楽になります。
親の立場で
考えてみると、
子供を叱らなければ
ならない時など、
ネガティブな言葉を
使いがちになって
しまいますが、
発想やモノの見方や、
違う角度から
見ることによって、
前向きな言葉で
叱ることもできるかも。
また、相手の短所を逆に褒める時
なんかにも使えるかな。
そう考えたら使い方次第では、
可能性がかなり広がる気がします。
ついついネガティブな
事ばかり考えると
表情や雰囲気まで
暗くなってしまい
自分の周りの人達や
環境にも悪影響を
及ぼしかねないです。
たとえそう考えていても、
ネガティブな感情を
振り払うことは
なかなか難しいです。
そんな風に考えてはダメだ。
と思いながらも頭の中では
すぐにネガティブな
発想になってしまう。
ポジティブに。
前向きに。
そう考えなきゃいけないのは
よくよくわかるんだけど。
ところで、
そもそも、いったい、
ポジティブって
どういうこと？
そんな事を考え出したら
一度ネガポ辞典を
手にとり読んで
みてください（笑）
ネガポ辞典によれば
「暗い」のではなく
「常に落ち着いていて
聞き上手。
そして自分の世界を持っている」
「存在感がない」のではなく
「周りの空気をよんですんなり
溶け込むことができる」
「子供っぽい」のではなく
「何を言われても純粋な心、
童心を忘れていない」だけなんです。
これをみて思うことは
短所と長所は表裏一体です。
ネガティブだと思っていたことでも
とらえ方によってはそれは
その人の魅力であり長所でもあるんです。
このようなモノの見方や考え方が
できるようになったなら、
そのうち物事も前向きに
とらえる癖がつき、
毎日が楽しくなるのかな。
とついつい考えさせられます。
そう考えると今まで見てきた世界とは
違った世界が見えてくるような気もします。
ネガティブをポジティブに
変換できたように自分の人生も
いい方向に変換できるかも。
ですね。
